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新しい社会
20XX年、日本初の女性大統領が誕生して10年の年月が経とうとしていた。
男性社会は過去のものとなり、今や有能な女性たちが時代を闊歩していた。
男性の求人は肉体労働、サービス業や清掃業など、かつて3Kと言われた業種しかなく、しかも仕事にありつけるのは10人に1人という過酷なものだった。
1次面接
—前社長の意志を継ぎ、小林詩子は着実に事業を拡張していった。
(接待係5名急募!)の貼り紙に50名の男性が面接に群がった。
1次面接は1人づつ会議室に呼ばれ、社長の小林詩子と人事部長の古田あき子が直々に行い、10名ほど選出されることになっていた。
応募者(以降A)に向かい詩子は「年齢や学歴は問いません、貴方のわが社に対する覚悟を見せてください!」と威圧感のある厳しい口調で言った。
どうしていいか戸惑うAに、あき子が「何の覚悟もなく、ここへ来たわけじゃないでしょ!」と叱咤した。
「じゃあ、助け舟を出しましょう」詩子は穏やかに言った。
「あき子さん、貴女ならどうやって覚悟を見せると思う」
あき子は「そうですうねぇ、私なら着ているものを全て脱いで素っ裸になって、
私の身を全て会社に捧げます!と言いますね」
「素晴らしいわ!さすがねぇ」大げさに詩子は関心して見せた。
二人のやりとりに戸惑っているAに、あき子が
「どうしたの?今の私の助言きいてたでしょ?
ほら、早くあなたの覚悟を見せなさいよ!」と威圧した。
「もういいわ!次の人を呼んで頂戴!」詩子が言った。
Aは「待ってください!脱ぎます、、、」ためらいながら服に手をかけた。
「何か無理やり脱がしてるみたいでイヤだわ!」あき子が言った。
「ち、違います僕の覚悟を見てください!」そう言って、そそくさと服を脱いだ。
全てを脱いだAは、恥ずかしさのあまり股間を手で覆って下を向いた。
「何してるの?早く手を頭の後ろで組んで貴方の覚悟を見せなさいよ!」あき子が催促すると、おずおずと手を頭の後ろに持って行った。
「じゃぁ、そのまま大きな声で自己紹介して」とスマホの動画を起動しながら、詩子が続けた。
Aはあまりの羞恥に下半身が反応し出していた。
「何それ?面接中にチンポおっ勃たせて、どういう事!」あき子がAの勃起したペニスを見ながら叱咤した。
- 2015/06/28(日) 16:05:57|
- 小説
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